2013年10月17日、マツダはクロスオーバーSUV「CX-5」にガソリン2.5Lエンジンを新設定するなど一部商品改良を行ない、同日から発売したと発表した。また9月19日に予約受注を開始した、特別限定車「2013アニバーサリー」は、予定を前倒しして同日から発売すると合わせて発表した。
今回の商品改良では、従来の「SKYACTIV-G 2.0」、「SKYACTIV-D 2.2」に加え、滑らかでパワフルな走りと優れた燃費を両立させるガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」搭載機種を追加した。2.5Lエンジン搭載車には、「電子制御アクティブトルクコントロールカップリング4WD」を採用した機種を設定。このシステムは、前輪の動きや路面状況をリアルタイムにモニターして積極的に後輪へのトルク配分を行ない、走破性能と燃費性能を両立させた高効率な4WD駆動システムだ。
「SKYACTIV-G 2.5」エンジンは、2WD: 最高出力188ps/5700rpm、最大トルク250Nm/3250rpm、4WD: 最高出力184ps/5700rpm、最大トルク245Nm/4000rpm。JC08モード燃費は 15.2km/L(2WD)、14.6km/L(4WD)となっている。ガソリンエンジン車は、「25S Lパッケージ」(2WD)を除く全車がエコカー減税(環境対応車普及促進税制)の75%減税の対象となる。
また今回の商品改良で、低速走行時の衝突被害をブレーキの自動制御で軽減する「スマート・シティブレーキ・サポート(SCBS)」を全車標準装備し、安全装備を充実させている。その他、新仕様のリヤダンパーの採用によって上質な乗り心地を実現。内装ではATシフトレバー周りのデザインを一新している。
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