2012年10月5日、マツダは新型「アテンザ」セダン/ワゴンの予約受注を10月6日から開始すると発表した。メーカー希望予定小売価格は250万円〜340万円。発売は11月後半を予定しているという。発売予定モデルは、ガソリンエンジンがSKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-G 2.5、ディーゼルターボがSKYACTIV-D 2.2が搭載され、トランスミッションは6ATがメインで、ディーゼルターボにのみ6MTの設定がある。
新型アテンザは、これまで東京モーターショーを始め各国のモーターショーに｢マツダ6コンセプト」として出展されてきたが、8月末に開催されたモスクワ・モーターショーで海外仕様のセダンが、9月のパリ・モーターショーでワゴンが正式にワールドプレミアを行っている。そして日本でもいよいよ11月後半に発売が開始される。ちなみに生産は8月上旬に防府工場でライオンオフ式を行いすでに製造ラインはフル稼動となっている。
新型アテンザはマツダの新世代技術「SKYACTIV（スカイアクティブ）」とデザインテーマである「魂動（こどう）- Soul of Motion」を全面採用し、CX-5に続く新世代商品の第2弾となる。
新型アテンザには、3種類のエンジンを設定し、圧倒的な力強さと低燃費を実現したクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」、さまざまなシーンで意のままの走りを追求したガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」、より大きなトルクと静粛性を高次元で両立した新開発ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」をラインアップ。さらに「SKYACTIV-D 2.2」には、軽快で節度感のあるシフトフィールを提供する「SKYACTIV-MT」（6MT）車を設定。
アイドリングストップシステム「i-stop（アイ・ストップ）」に加え、乗用車用として世界で初めて蓄電器にキャパシタを採用した減速エネルギー回生システム「i-ELOOP（アイ・イーループ）」を搭載し、実用域での燃費性能を大幅に向上させている。
「魂動」デザインを象徴するイメージカラーは、新色「ソウルレッドプレミアムメタリック」としている。このカラーはこれまで実現が難しかった強い陰影・深みと、スポーティさを訴求する「鮮やかさ」という二つの要素を高レベルで両立させたカラーで、職人の手で作り出すような精緻で高品質な「匠塗（TAKUMINURI）」専用プログラムで塗装されているという。
新型アテンザは、安全に運転できる状態を最大限に確保し、事故のリスクを最小限に抑制することを目指したマツダ独自の安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY（マツダ プロアクティブ セーフティ）」に基づき、世界基準の先進安全技術である「i-ACTIVSENSE（アイ アクティブセンス）」を採用。
i-ACTIVSENSEは、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用い、事故が避けづらい状況で衝突回避・被害軽減を図るプリクラッシュセーフティ技術だけでなく、より早い段階からドライバーの認知支援を行うアクティブセーフティ技術も取り入れることで、認知・判断を助け、安全なドライビングをサポートするシステムだ。
なおマツダは東京、広島において以下の会場で新型アテンザのプロトタイプを出展し、お披露目を行う。
イベント名： 「お台場学園祭2012」
日程： 10月6日（土）〜8日（月）
場所： 10月6日（土）日本科学未来館
10月7日（日）アクアシティお台場3階
10月8日（月）MEGA WEB（MEGA WEBフェスタinお台場学園祭）
展示車両： 新型アテンザ・セダン（プロトタイプ）
URL： http://www.odaibagakuensai.com/
お問合せ： 「お台場学園祭2012実行委員会」事務局
TEL.03-6431-9511（10時〜18時）
イベント名： 「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2012」
日程： 10月26日（金）〜11月4日（日）
場所： 東京ミッドタウン プラザ1F キャノピー・スクエア
展示車両： 新型アテンザ・セダン（プロトタイプ）
URL： http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2012/
イベント名：「広島モーターフェスティバル2012」
日程： 10月6日（土）〜7日（日）
場所： 広島フェスティバル・アウトレット マリーナホップ駐車場
展示車両： 新型アテンザ・セダン（プロトタイプ）、ワゴン（プロトタイプ）
URL： http://www.vehicle.city.hiroshima.jp/VEHICLE_HP/Contents/01_home/0100_top/top.asp
