マツダの次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブ エックス)」が、米国ニューヨークで開催された「2018 Edison Award」の表彰式において、「Engine Enhancements(エンジンエンハンスメント)部門」の金賞を受賞した。
「Edison Award」は世界中の革新的な製品、サービス、ビジネスリーダーを表彰し、その栄誉を称える国際的な賞。同賞はアメリカ・マーケティング協会によって1987年に創設され、2008年からは独立機関が主催しており、自動車業界だけでなく各業界で変革を起こしている国際的企業の製品・サービスなどから選出される。
今回受賞した次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」は、マツダ独自の燃焼方式「SPCCI(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)」により、ガソリンエンジンにおける圧縮着火の実用化に世界で初めてめどを付けた画期的な内燃機関で、燃費改善率は現行ガソリンエンジンの「SKYACTIV-G」比で最大で20〜30%、トルクは全域で10%以上、最大で30%改善する見込みで、環境性能と走りの魅力の両面が飛躍的に高められているという。
この「SKYACTIV-X」を搭載したマツダの次世代商品は、2019年以降に全世界で順次導入されていく予定。