【ホンダ】5代目「オデッセイ」がデビュー スライドドアの採用、スペースの拡大でより本格的な上級ミニバンに

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ついにリヤドアに両側スライドドアを採用した新型オデッセイ。全高も約150mmアップ

2013年10月31日、ホンダは上級ミニバン「オデッセイ」と「オデッセイ アブソルート」をフルモデルチェンジして、11月1日から発売すると発表した。

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オデッセイの発表会でプレゼンテーションを行なった国内営業担当専務・峰川氏(左)、伊東社長(中央)、開発責任者の中川LPL.

5代目となる新型オデッセイは、リヤについにスライドドアを採用した上で、天井高を約150mm高め、さらに床面を下げる「超低床プラットフォーム」を採用することでLクラスのミニバンと同等の室内スペースを確保。もちろん従来モデルをはるかにしのぐ広いスペースとなり、同時に歴代オデッセイの持ち味である安定した走行性能を確保している。

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オデッセイG(グラマラスモーブ・パール)
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アブソルート(プレミアムヴィーナスブラックパール)
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オデッセイ B(モダンスティール・メタリック)

 

エクステリアは「Solid Streamline」をデザインコンセプトとし、超低床を活かした広い空間を持ちながらも一般的なミニバンのような四角い形状とすることなく、流麗かつ力強いプロポーションを実現。オデッセイ アブソルートは、力強さの表現とともに上級感を追求。高性能なエンジンを予感させる大開口のフロントグリルにメッキバーを配置。空力性能の良さをアピールするフロント/リヤエアロバンパーやドアロアガーニッシュは下部にクローム調モールを配し、低重心イメージを強調している。

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アブソルートEXのインスツルメントパネル(オプション装着)

インテリアのデザインコンセプトは「Modern Suite Room」で、モダンで飽きのこない高級ホテルのスイートルームをモチーフに、すべての座席でくつろぎが得られる室内空間としている。また優れた静粛性と上質かつモダンなテイストとしている。リヤドアは従来のヒンジドアから大開口のスライドドアに変更。地上高約30cmの2列目ステップ高による優れた乗降性や、フレキシブルなシートアレンジ、大容量で積み降ろしのしやすい荷室など、すべてにわたって使い勝手を向上させている。

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アブソルート EXのインテリア
プレミアムクレードルシート
プレミアムクレードルシート

 

オデッセイは他のラージサイズミニバンよりも低い全高にもかかわらず室内高を1325mm(FFモデル)確保し、2列目/3列目のヘッドクリアランスはラージクラスと同等のゆとりを実現している。2列目シートにはシートバックを倒すと、それに連動してシートクッションが最適な角度に持ち上がる新機構と、オットマンやシートバック中折れ機構も備えたプレミアムクレードルシート(オプション)を採用している。

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超低床プラットフォームがもたらす室内高とステップ高さ

3列目シートは3分割リクライニング機構によって中央席と左右席のリクライニング角度を変えることで、各乗員の肩が触れ合うことなく3名が座れるようにするなど、3列すべての居住性を大幅に改善している。

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超低床とするためのコンポーネンツ・レイアウト

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超低床プラットフォームは、フロアの骨格構造をはじめ、超薄型フューエルタンク、排気システムのレイアウトの工夫などによにより構築されている。このため約30cmという2列目ステップ高を実現し、圧倒的に優れた乗降性を実現。

エンジンは次世代環境技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」を投入し、新開発された2タイプの新開発2.4L・4気筒DOHC i-VTECエンジンを採用している。アブソルートには、VTEC+VTC(吸気可変バルブタイミング機構)に直噴システムを採用。無鉛レギュラーガソリン仕様としながら中速トルクを向上するとともに、クラストップの燃費性能を達成した。

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またオデッセイ・ベースモデルのB、G、G・EXにはポート噴射式の新開発の2.4L・DOHC i-VTECエンジンを採用。従来モデルに対して、出力、トルク、燃費性能のすべてが向上させている。

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CVTも新開発されている。ダイレクト感のある加速を生み出しながら、燃費性能にも優れた変速比幅6.5としている。もちろん伝達効率の向上や軽量化など高効率化を追求し、加速性能と燃費性能をともに向上。さらに、アクセル操作に素早く応答するスロットルとCVTの協調制御「G-design Shift」を採用し、リニアな加速フィールとしている。オデッセイ アブソルートはマニュアル感覚の変速操作ができる7速モード+パドルシフトも装備。

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新開発されたサスペンション。ダンパーは前後ザックス社製

オデッセイはミニバンでありながらセダン感覚の走りも追求し、シャシーも新設計された。低床設計による低重心化に加え、サスペンションをはじめ各部の剛性を高め、軽快かつ安心感の高いハンドリングと快適な乗り心地を両立。 なお電動パワーステアは滑らかな操舵感が得られるZF製のピニオンアシスト式を新採用。前後のダンパーはザックス製の振幅感応式ダンパーを採用している。このダンパーは大ストロークで作動するセカンダリーピストンを備え、微低速から大ストロークまでリニアに減衰力が高まるようにしている。

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ZFレンク社製のピニオンアシスト式EPS

また新型オデッセイはエンジンなどのメカニズムスペースを抑えることでタイヤの切れ角を増大させ、最小回転半径は5.4m。各ピラーをドライバーから細く見えるように形状を工夫するなどし、全方位に良好な視界を得られるよう配慮し、ボディの大きさを感じさせない、5ナンバークラスの運転しやすさを実現している。 また自動駐車アシストなどの運転支援機能、車両の全周囲の映像をナビゲーション画面に表示する「マルチビューカメラシステム」も設定されている。

ドライバー支援システムも拡充され、リヤバンパーに設置したレーダーで車両の後側方を監視し、死角エリアに存在する車両を知らせる「ブラインドスポットインフォメーション」や、前走車だけでなく対向車にも作動し、誤発進抑制機能も備えるなど、さらに進化した「CMBS(衝突軽減ブレーキ)」、前走車への追突や誤発進の未然防止をサポートする「シティブレーキアクティブシステム」など、先進の安全装備も新設定されている。

オデッセイ諸元表

オデッセイ価格表オデッセイ・アブソルート価格表

ホンダ公式サイト


The Mortor Weekly

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