ホンダは2016年1月15日に、両上肢での運転操作が困難な方が両足だけで運転操作できる補助装置「ホンダ・フランツシステム」を、フィット ハイブリッド向けに新たに装着を可能とし、2016年3月中旬に発売する。
フランツシステムは左足の前後回転運動によるステアリング操作を可能にした足動運転補助装置として、1965年にドイツで開発されて以来、ヨーロッパで高い評価を得ている。
ホンダは、1981年に開発者であるフランツ氏から技術指導を受け、さらに独自の技術を加え1982年に国内で初めてフランツシステムを販売。現在、日本でこのシステムを提供しているのは、ホンダだけとなる。