ホンダ 第44回国際福祉機器展 H.C.R.2017」出展概要

ホンダは、2017年9月27日〜29日に東京ビッグサイトで開催される「第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017」(主催:全国社会福祉協議会、保健福祉広報協会)にて、「Fun for Everyone. ホンダ〜移動の喜びを一人ひとりに〜」というテーマのもと、さまざまな福祉車両、福祉機器を展示する。新型「N-BOX」の車いす仕様車の市販予定モデルも、来年春の発売に先駆けて初公開される。

ホンダ 第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017に出展 ステップワゴン 車いす仕様

2016年度の軽四輪車新車販売台数で第1位を獲得したN-BOXは、8月31日にフルモデルチェンジが行なわれた。先進の安全運転支援システム「ホンダ センシング」を、ホンダの軽乗用車として初めて採用。従来機能に後方誤発進抑制機能を追加して全タイプに標準装備している。また、広い室内空間や存在感のあるデザインを継承しつつ、新開発したプラットフォーム、パワートレーンを採用するなど、商品魅力をより一層向上させた。

新型N-BOXの車いす仕様車は、そうしたベース車両の進化に加えて、車いす乗車モードへのアレンジ手順を半減させるなどの工夫も凝らされ、これまで以上に使い勝手が良くなっている。

そのほかにも、コンパクトなボディーながら車いす利用者も含めて最大6名が乗車可能な「フリード+」や、3列目に車いすで乗車しても開放的な車窓の眺めが楽しめる「ステップ ワゴン」など、それぞれのベース車両の特長を活かした福祉車両のラインアップを取り揃える。

また、加齢や疾病などにより歩行能力が低下した方のリハビリ補助を目的とした機器「ホンダ歩行アシスト」や、障がいを持つ方の自動車運転再開に向けた能力評価サポートなどを目的として、全国の病院などで活用されている簡易型四輪ドライビングシミュレーター「ホンダ セーフティナビ」が体験できるコーナーも設けられる。

さらに28日にはリオデジャネイロ・パラリンピックに出場したプロ車いすテニスプレイヤーの国枝慎吾選手のトークショーが行なわれる予定だ。

ホンダ 第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017 フリード+ 車いす仕様

ホンダ 第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017 手動運転装置

ホンダ 第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017 歩行アシスト

ホンダは、より多くの人に移動の喜びを提案したいという想いのもと、全国の四輪車販売店、ホンダ・カーズで、車いす駐車場の整備や店舗のバリアフリー化を行なっている。さらに、福祉車両の展示車・試乗車を常時配備し、介助士資格を取得したスタッフが在籍する「オレンジディーラー」も展開。車いすの人でも安心して来店できる店作りが行なわれている。

現在、オレンジディーラーは全国に339店舗。今後も拡大を目指している。

ホンダ 第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017 出展概要

第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017〜開催概要

・開催日時
2017年9月27日(水)〜29日(金) 10:00〜17:30(29日は16:00まで)
・入場料
無料・事前登録制
・開催場所
東京ビッグサイト(ホンダブースは東展示ホール)東京都江東区有明3-11-1
・主催
全国社会福祉協議会、保健福祉広報協会
・公式ホームページURL
https://www.hcr.or.jp/

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