【ホンダ】中国をメインターゲットにしたAcuraブランドの小型SUVを世界初公開

2013年4月20日、ホンダは、上海モーターショー(第15回上海国際自動車工業展覧会)で、デザインコンセプトモデルの「Acura Concept SUV-X」を世界初公開した。

Concept SUV-Xは中国市場をメインターゲットに開発された小型SUVで、Acuraブランドのコンセプトモデルが北米以外でワールドプレミアされたのは初めてのケースだ。

Concept SUV-Xがワールドプレミア。北米以外でAcura車のワールドプレミアは今回が初

ホンダの伊東孝紳社長も「このAcura Concept SUV-Xの量産車は、中国で生産し、中国のお客様にお届けする予定です。Acuraの価値をより中国のお客様に身近に感じていただけるよう、中国での生産開始に向けて準備を進めてまいります」と語るように、ホンダとしてもこのコンセプトモデルに並々ならぬ力を注いでいる。

エモーショナルでシャープなスタイリングや走行性能、小型車としての環境性能、そしてSUVの高いユーティリティー性能を高次元で融合させており、このモデルをベースとした中国向け量産車を、3年以内をめどに現地生産し、発売する予定だ。

また上海モーターショーには2013年6月に中国で発売予定のラグジュアリーフラッグシップセダン「RLX」の、中国仕様の量産モデルも発表された。新開発の3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンや高い旋回性と安定性を両立した世界初のPrecision All-Wheel Steer(プレシジョン・オール・ホイール・ステア)を搭載するなど、多くの先進技術を採用。高い操作性能と快適性を追求している。さらに1月の北米国際自動車ショーに出展した次世代スーパースポーツ「NSXコンセプト」も展示されている。

ホンダ公式サイト

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