MINI WRCチームにダニエル・ソルドが加入

2011年WRC世界ラリー選手権にテスト参戦することが決まっているMINI WRCチームは、新ドライバーとしてスペインのダニエル・ソルドが加入すると発表した。

ソルドは2003年よりWRCに参戦し、数シーズンをゼバスチャン・ローブと同チームで活躍してきた。かつてジュニア世界ラリー選手権（JWRC）のタイトルを獲得し、WRCではこれまで表彰台29回という優れた成績を残している。

今回のMINI WRCチームへの参加について、ダニエル・ソルドは次のように話している。

「ミニのWRC復帰ニュースは多くの注目が集まっていますが、自分もその新チームの一員になれたことは非常に大きなチャンスです。ミニはモータースポーツでも大いに将来性がありますし、2010年の11月、サルジニア島でチームメイトになるクリス・ミークと一緒にテスト走行を実施し、無事にその目的を果たすことができました。今から実戦が楽しみです。」

MINI WRCチームは今後、開発テストを進め、2011年は少なくとも6戦へのスポット参戦を予定しており、ソルドはコ・ドライバーあるディエゴ・バリェホとともに、MINI WRCカーを担当するプロドライブ社と緊密に協力しながらレースを展開していくという。