メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は2017年7月25日、Cクラス(セダン/ステーションワゴン)に特別仕様車「ローレウスエディション」を追加。さらにCクラス(セダン/ステーションワゴン/クーペ/カブリオレ)の装備を一部変更するとともにメーカー希望小売価格を改定。全国の正規販売店ネットワークを通じて発売を開始した。
今回ラインアップに追加する特別仕様車「C180ローレウスエディション」と「C220dローレウスエディション」は、セダンおよびステーションワゴンに設定された。エクステリアとインテリアにAMGラインを装備し、オプション設定の前席シートヒーターや、シフトとアクセルを操作するだけで縦列および並列駐車をサポートするパーキング・パイロットを標準で装備している。
さらにスポーティな走りを実現するスポーツサスペンション(C180)や、エアスプリングと連続可変ダンパーを電子制御することで非常に快適な乗り心地を実現するAIRMATICアジリティパッケージ(C220d)、開放的な室内空間を演出するパノラミックスライディングルーフ(ステーションワゴンのみ)なども標準装備。最後に、すべてのローレウスエディションのセンターコンソールには「Laureus」のロゴがデザインされたバッジが装着される。
ちなみにこのローレウス(Laureus)とは、2000年にリシュモン社とダイムラー社が共同で設立した財団で、スポーツの力を通して社会貢献を行ない、世界中の子供たちに希望と前向きな姿勢を与える活動を続けている。「ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード」は年間を通じて最もスポーツに貢献した選手個人、団体を表彰する賞で、これまでにセリーナ・ウィリアムズ(テニス)やミハエル・シューマッハ(F1)、ウサイン・ボルト(陸上)などが受賞している。
MBJでは今回、「ローレウスエディション」の発売を記念したキャンペーンを2017年10月31日まで実施する。詳細は以下の「Cクラス ローレウスエディション スペシャルサイト」を参照のこと。
なお、Cクラス(セダン/ステーションワゴン/クーペ/カブリオレ)の主な変更点は、自動車が通信することにより顧客の利便性を向上する先進的なテレマティクスサービス「Mercedes me connect(メルセデス・ミー・コネクト)」の搭載。このサービスは「24時間緊急通報サービス」などを最長10年間無償で提供する「安心安全サービス」と、「リモート車両操作」などが3年間無償で提供する「快適サービス」の2つのサービスカテゴリーから構成される。
「ローレウスエディション」を含むCクラスのバリエーションと価格などについては以下を参照。