ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、フランクフルト・モーターショー2019でワールドプレミアした、本格的クロスカントリー4WDモデルの新型「ディフェンダー」の先行予約受付を2019年11月3日から開始した。
モデル概要
先行予約を開始するのは、日本市場向けに最初に生産される150台で、「ディフェンダー 90ローンチ・エディション」と「ディフェンダー110ローンチ・エディション」の2種類だ。デリバリーは2020年夏から順次開始する予定になっている。
長い伝統を持つクロスカントリー4WDのランドローバー・シリーズⅢが1983年に「ディフェンダー」の車名を冠して以来、初のフルモデルチェンジとなる。この新型「ディフェンダー」は、ランドローバーのアイコニックなモデルそのものであり、21世紀仕様に全面的に刷新し、同時に伝統の高い走破能力と耐久性を継承した最新のモデルだ。
ひと目で「ディフェンダー」とわかるシルエットを継承しながら、ルーフ後方に取り付けた「アルパインライト・ウィンドウ」、横開きのリヤ・テールゲート、外付けされたスペアタイヤなどは、オリジナルの特徴を新たな形で受け継いでいる。
新たに極限的な環境に耐えるべく開発された「D7x」アーキテクチャーを採用し、軽量なアルミニウムのモノコック構造で、ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造となっている。
パワートレーン
「ディフェンダー ローンチ・エディション」は、2.0L・直列4気筒インジニウム・ガソリン・エンジン(最高出力300ps/最大トルク400Nm)を搭載し、3ドアの「90」はコイルスプリング・サスペンション、5ドアの「110」はエア・サスペンションを採用している。
メカニズムは常時4WD駆動、ツインスピード・オートマチック・ギヤボックス、センター・デファレンシャルなど、あらゆる環境で優れたパフォーマンスを発揮するために必要なクロスカントリー機能を装備している。
シート素材は、ファブリックまたは高級感あふれる上質なグレインレザーから選択でき、「110」のレザーシート仕様は3列シートで最大7名の乗車が可能だ。
カラーバリエーションは、オリジナル「ディフェンダー」を彷彿とさせるボティカラー(パンゲアグリーン)とルーフカラー(ホワイト)を組み合わせたカラーや、ホワイト(フジホワイト)で統一し、より一層「道具感」を際立たせたカラーなど、多彩な組み合わせの中から選択できるようになっている。
また、ファブリックシート仕様モデルは、スチール製ホイールを採用。従来モデルの雰囲気を継承している。
装備では、ジャガー・ランドローバーの新型インフォテインメント・システム「Pivi Pro」を初採用し、より直観的なインターフェースに進化させているほか、通信でソフトウェアのアップデートができる「Software-Over-The-Air(SOTA)」により、場所や時間に依存することなく、常に最新の状態に保つことができるコネクテッドカーになっている。
その他に、離れた場所からクルマの情報を確認・操作できる「リモート」や、エマージェンシーブレーキ、レーンキープアシストを装備し、ドライバー支援システムも充実させている。
なお、「ディフェンダー ローンチ・エディション」の成約記念品として、「LEGOテクニック ランドローバー ディフェンダー」がプレゼントされる。レゴブロック2573ピースを使い、細部にまで忠実に再現しており、納車までの間十分に楽しむことができる。
「ディフェンダー ローンチ・エディション」の販売台数は先着150台限り。
- ディフェンダー 90 ローンチ・エディション:15台
- ディフェンダー 110 ローンチ・エディション:135台