フォード・ジャパン・リミテッドは2011年3月22日、内外装やパワートレーンを一新した新型「リンカーンMKX」を発表した。
エクステリアは、ヘッドライトユニットをグリル両端の一部として一体にデザインするなどして迫力を出し、リンカーンらしい個性を強く感じさせるスタイリングに仕上げている。
また、アンダーグリルやフォグランプ、テールランプにクロームのアクセントを施し、存在感を一層強調させている。
一方インテリアは、プレミアムレザーやウォールナット・ウッドパネルなど高級素材を採用することで、上質な室内空間を演出している。装備面では、8インチのタッチパネルで、走行情報の確認、エアコンやオーディオ、ハンズフリー携帯電話などの操作が行える、マイ・リンカーン・タッチを採用し利便性を高めた。
パワーユニットは、マスタングと同じ3.7L V6エンジンを搭載。吸排気独立可変バルブタイミング機構「Ti-VCT」を採用することで、燃費性能も改善しながら、最高出力で40psアップの309psを発揮する。さらに、低速走行時などエンジンに対する負荷が少ない場合に、燃料供給量を絞るシステム、ADFSO(減速時燃料遮断機構)を新たに導入することで、燃費改善の効果を果たしている。
価格は、従来より20万円価格を抑え、630万円で、4月2日より発売する。
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