トーヨータイヤは2024年4月3日、ドイツ・ニュルブルクリンクで5月30日（木）から6月2日（日）にかけて開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」と、4月5日から開幕する年間シリーズ戦の「NLS耐久シリーズ」に、フラッグシップブランド「PROXES（プロクセス）」の専用レースタイヤを装着した車両で参戦すると発表した。
ニュルブルクリンク24時間耐久レースは、世界でも有数の過酷な耐久レースとして知られ、約5kmのGPコースと約20kmのノルドシュライフェ（北コース）から構成される全長約25kmのサーキット。多くの自動車メーカーやタイヤメーカーが製品の性能を追求する場となっている。
そして、この24時間耐久レースに参戦するドライバーは、コースの習熟や実戦テストなどを目的として「NLS耐久シリーズ」に参戦し、4時間から最長6時間までのレースプログラムを年間6回にわたり開催している。
トーヨータイヤは2023年と同様に地元で長い経験を持つレーシングチーム「Ring Racing」の協力のもとで、参戦車両「トヨタ GR スープラ GT4 EVO」用に開発した専用レースタイヤ「PROXES スリック（ニュルブルクリンクスペック）」を装着して出場する。
なお、このレース用タイヤは、植物由来オイル、もみ殻シリカ、再生ビードワイヤーなどサスティナブルな素材を一部に採用している。
また、PROXESブランドアンバサダーである木下隆之選手がサポートドライバーとして全レースに参戦する。そして、今季のニュルブルクリンク24時間耐久レースではSP10（GT4）クラス優勝を、NLS耐久シリーズではシリーズチャンピオン獲得を目指すことになる。
