パナソニック 「ITS世界会議2017モントリオール」に出展 交通インフラから車載端末まで幅広いITS技術をアピール

2017年10月20日、パナソニック・オートモーティブ&インダストリアルシステムズは、10月29日〜11月2日にカナダ・モントリオールで開催される「ITS世界会議2017モントリオール」に出展すると発表した。

パナソニック ITS世界会議2017モントリオールに出展 ブースイメージ

ITS世界会議は、世界3地域を代表するITS 団体(欧州:ERTICO-ITS Europe、アメリカ:ITS America、アジア太平洋:ITS Japan)が共同で開催する官・学・産が参加する国際会議で、技術開発に加え政策、市場動向など幅広い観点から情報交換し、ITS(高度道路交通システム)の普及による交通諸問題の解決及びビジネスチャンス創出を図るものだ。

交通インフラから車載端末まで幅広いITS事業に取り組んでいるパナソニック・グループのブースでは、パナソニックが考えるスマートシティ、なかでもBetter Mobilityの実現に向け、欠かすことのできない重要技術を紹介する。ITSビジョンのグローバルコンセンサスである事故ゼロ、渋滞解消に向けた取組みに加え、快適で自由なモビリティへのアクセスや、コネクテッドカーの基盤となる各種通信技術、通信セキュリティソリューションなども展示する。

新開発されたサイバー攻撃に対抗するオートモーティブ侵入検知・防御システム、内蔵アンテナ式小型車載通信ユニットと各種無線サービスに対応する統合アンテナモジュール、車車間・路車間通信システム(V2X)の車載器及びアプリのデモンストレーション、ミリ波高分解能レーダー、歩行者やドライバへ情報通知することで歩行者事故を防ぐ歩車間通信システム、逆走車両や停止車両を映像解析で自動検知し、重大事故の未然防止に貢献するPTZカメラなどが展示のメインとなる。

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