パナソニック・オートモーティブ社は2019年9月26日、同社が開発した小型HUD(ヘッドアップディスプレイ)が、新型スカイラインに採用されたと発表した。
概要
小型HUDは、新型スカイラインが実現した世界初の高速道路ルート走行を実現したプロパイロット2.0のインテリジェントインターフェースの一つとして採用されている。
プロパイロット2.0の中央演算システムから送信されてくる車線変更タイミングの提案などの重要な情報を、ドライバーの視界の中心近くに表示することで、視線移動によるドライバーの負担を軽減し、ドライバーとシステムとの快適なインタラクションが可能になっている。
開発にあたっては、パナソニックがデジタルカメラの開発で培った光学技術を応用し、高倍率低歪を達成したフル自由曲面ミラーと、液晶ディスプレイの照明技術を応用したHUD向け導光板を採用した薄型PGU(Picture Generation Unit)を用いて、業界最小クラスのHUDとして実現している。