クラリオン 石川県・加賀温泉郷で個人のニーズに合わせたドライブプラン提案試験実施

クラリオンは2018年10月12日、一般社団法人・加賀市観光交流機構、山代温泉観光協会、山中温泉観光協会、片山津温泉観光協会の3温泉観光協会と協働し、観光客向けにカーナビゲーションとクラウド技術を活用したドライブプラン提案の実証試験を、10月12日から2019年3月31日まで実施すると発表した。
 
実施目的は、加賀市観光情報センターや3観光協会へ多数寄せられるドライブプラン問い合わせ、増加する外国人利用者への対応が目的だ。ドライブプランでは、クラウド情報を通じて地元ならではの旅ルートやうんちく情報などの提供、外国語対応などにより、観光客の満足度・利便性向上を図る狙いがある。

ナビゲーションとクラウドシステムの実証実験のイメージ
ナビゲーションとクラウドシステムの実証実験のイメージ

実証実験は、3温泉観光協会それぞれが観光客にレンタル提供する2人乗り超小型モビリティ「温モビ(ぬくモビ)」(車両:日産ニューモビリティコンセプト)に、出発から帰宅まで徒歩を含む移動ルートをすべて設定できる次世代ナビゲーション機能を設定する。

次世代ナビゲーションには、「Door to Door ナビゲーション」や、次世代HMIとしての、ナビゲーション/オーディオ/ツール/アプリケーションの4エリア表示機能「Quad View(クワッド ビュー)」表示の最新カーナビゲーション「NXV987D」を装着して実施する。

ユーザーは出発前に自分のスマートフォンを使用し、LINE botと会話を行なうことで、自分の嗜好に合う旅のプランが提案されるようになっている。会話については日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応をしており、ナビゲーションのルート案内にも反映されるシステムだ。

クラリオンは、車両情報システムソリューションプロバイダーとして、車載機器の開発・製造だけではなく、クラウド技術を活用したデジタルデータ連携・車両情報連携、車載端末の連携をめざし、スマートコックピット構想で掲げるシームレスで価値ある移動の実現めざしており、今後も実証試験などによる評価検証を重ね、自動車関連産業に対して新たなソリューションの提案を加速させて行く。
 
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