2017年10月19日、アイシンをはじめアイシングループのアイシン・エィ・ダブリュ、アドヴィックスの3社は、10月29日〜11月2日まで、カナダ・モントリオールで開催される「第24回ITS世界会議モントリオール2017」に出展すると発表した。
今回は「夢を叶える未来のモビリティライフ」をコンセプトに、社会とあなたをつなぐ、乗る喜びを感じ、あなたを見守るという3つの価値を実現する技術を紹介する。
展示ブースでは、自宅から目的地まで安全、スムーズで心地よい移動サービスを提供する「おもてなし」機能に関する取り組みを映像で紹介する。また、4つの形に変化し、多様な用途に対応するパーソナルモビリティ「ILY-Ai」のデモンストレーションも行なう。
さらに、実車による「自動バレー駐車」の技術デモンストレーションを実施する。この「自動バレー駐車」はユーザーが車外からスマートフォンで指示をすることで、自動で入庫、出庫を行なう技術だ。駐車が苦手なユーザーの助けとなることはもちろん、駐車や乗降が難しい狭い区画においても入庫・出庫することが可能になる。
今回のデモでは、ショッピングモールでの駐車を想定し、駐車場入口でユーザーが降車、スマートフォンによって駐車を指示し、クルマが自動で入庫を行なう。さらに帰宅時には自動で出庫し、ユーザーの待つ乗降場までお出迎えをする。
またアイシンは10月10日から公式企業WEBサイトをリニューアルオープンしている。新たに次世代開発領域や最新情報発信などの新ページを追加している。