アイシン・グループは2019年12月13日、2020年1月7日〜1月10日アメリカ・ネバダ州ラスベガス・コンベンションセンターで開催される「CES 2020」に出展すると発表した。
出展概要
出展にあたり、アイシングループが取り組むCASEに関する最新技術を搭載した「i-mobility TYPE-C 20」を世界初公開する。「i-mobility TYPE-C 20」は「いつでも、どこでも、だれでも自由に移動ができる」をテーマとしたコンセプトカーだ。
また自動運転車からの乗り降りなど、MaaS社会で起きる様々な課題を解決するアイシン・グループの技術として、センサーが車内外周辺の障害物や乗員をモニタリングし、安全で快適な移動を提供する技術・製品を紹介する。
さらに、eAxleなどの電気自動車向けの製品をはじめ、床下のバッテリー収納スペースと床上の室内スペースを最大限に活用できる「電動薄型スロープ」や、「ロワレールレス・パワースライドドア」など、電気自動車に最適化した車体部品も紹介する。
またアイシン・グループの幅広い自動車部品が扱う様々なデータを活用してサービスを提供する「位置情報活用サービスプラットフォーム」を紹介する。これは、アイシン・グループのコネクティッド技術、センサー情報分析技術により車両のデータを収集し、得られたデータを解析して、カーナビ技術をベースにした「物流支援システム」や、アクチュエーターからデータを吸い上げて路面状態を推定する「アクチュエーター情報活用技術」など、各種のサービスを提供するまでの流れを体験できるようにしている。
そのほか、パーソナルモビリティ「ILY-Ai」や、アイシン・グループが新製品・新ビジネスの開発や投資活動で連携するスタートアップ関連企業との取り組みを紹介する。