最高速度110km/hを東北道にも新設

2017年11月30日、岩手県警は12月1日14時から、東北道・花巻南インターチェンジ—盛岡南インターチェンジ間で、最高速度を100km/hから110km/hに引き上げる試行を開始した。

最高速度110km/hを東北道にも新設

NEXCO東日本の東北支社は可変式速度規制標識55基を区間内に設置し、看板や路面標示の施工を行なっている。

東北道路線図 花巻南ー盛岡南間最高速度110km/hへ

今回の試行区間は両インターチェンジ間(30.6km)のうち、上下各約27kmで、乗用車や軽乗用車など現行100km/hで走行できる車両が対象で、大型トラックなどは最高速度80km/h制限を維持する。

この試行は最低1年間行なわれ、事故状況や実際の速度を分析した上で最高速度を120km/hへの引き上げや、試行区間の拡大を検討することになっている。

新東名路線図

なお、新東名高速では2017年11月1日午前10時から新静岡インターチェンジ—森掛川インターチェンジ(約50km)の上下線で乗用車の最高速度が110km/hへすでに引き上げられている。

新東名、東北道の最高速110k/hの試行区間はいずれも設計速度は120km/hの高規格高速道路の区間だ。今後1年程度の試行期間を経て、区間の拡大や、そして最終的に120km/hへの引き上げが行われる計画になっている。

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