2016年12月20日、東日本高速道路(NEXCO東日本)は、圏央道の茨城県区間が2017年2月26日に開通すると発表した。これにより、ついに圏央道が全線開通となる。
今回発表された茨城県区間は、境古河IC~つくば中央IC((28.5km)で、この間に新たに坂東IC、常総ICが設置される。この区間の車線は暫定2車線。
この全線開通により、成田空港(新空港IC)から都心を通過せず、圏央道を通って関越道、中央道、東名高速、湘南にアクセスできるようになった。ちなみにNEXCO東日本の試算によると、成田空港(新空港IC)から関越道の花園ICまでは、従来の都心(東関道-首都高速)経由が135分であったのに対し、成田空港(新空港IC)から圏央道経由して関越道のルートを選んだ場合は115分で、約20分の時間短縮となる。
またこの圏央道の全線開通に合わせ、外環道の料金体系が「対距離制」に移行する。