【高速道路】ゴールデンウィーク期間の高速道路における渋滞予測2018

NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速、日本道路交通情報センターは、ゴールデンウィーク期間(2018年4月27日(金曜日)〜5月6日(日曜日)の10日間)の交通集中による高速道路渋滞予測を発表した。

2018年ゴールデンウィーク 高速道路渋滞予測

ゴールデンウイーク期間中、5月3日(木曜日)〜5日(土曜日)の3日間がもっとも渋滞が激しく、下り線は、5月3日(木曜日)、上り線では、、5月5日(土曜日)が1年の中でも渋滞が多発する特異日となっている。

■走行距離が長くなってもより早いことも

また、近年は高速道路の整備の進展により、同一の出発地・到着地でも、複数の経路選択が可能となっていることも注目だ。例として、関越道・高崎IC付近から川口JCT付近までの区間を例に、2017年度の利用者の経路選択について、ETC2.0のプローブデータによる平均所要時間の分析すると・・・。

2018年ゴールデンウィーク 高速道路渋滞予測 迂回ルート選択例
迂回ルートのほうが早い例

関越道などで発生した渋滞により、走行距離の長い北関東道経由のルートの所要時間の方が、40分程度短くなる時間帯があることがわかった。高速道路上の情報板や、サービスエリア等の休憩施設の広域情報モニター、NEXCO東日本が提供している「ドラぷら」などから最新の交通状況を確認し、経路選択を行なうと迂回ルートのほうがより早いというケースも少なくないのだ。

■東京湾アクアライン

関東の東京湾アクアラインは、ETC車を対象とした料金割引(平成21年8月〜)、大型商業施設の開業(平成24年4月〜)により交通量が年々増加し、週末には恒常的に渋滞が発生している。なかでも、木更津から川崎方面へと向かう上り線のアクアトンネルは上り坂になっていることから、気づかないうちに速度が低下し、渋滞の発生につながっている。

上り坂では壁面にペースメーカーライトを設置し、速度低下予防の対策を実施しており、平成28年は前年と比較すれば渋滞が減少したが、平成29年は交通量の増加も続き、前年より渋滞が増加。2018年のゴールデンウィーク期間は、上り線が4月29日(日曜日)〜30日(月曜日)、5月3日(木曜日)〜5日(土曜日)に15km 程度の長い渋滞が発生することが予測されている。

2017年のゴールデンウィークの渋滞ピーク日には、非渋滞時より所要時間が約50分多くかかっていた。渋滞が予測されている時間帯(上り線は14時頃〜20時頃まで)を避けるのが望ましい。

ゴールデンウィーク期間の高速道路における主な渋滞予測 (ピーク渋滞長30km以上)

■道路交通情報および渋滞予測情報

NEXCO東日本:http://www.driveplaza.com/
NEXCO中日本:http://www.c-nexco.co.jp/
NEXCO西日本:http://www.w-nexco.co.jp/
JB本四高速:http://www.jb-honshi.co.jp/
日本道路交通情報センター:http://www.jartic.or.jp/

リアルタイムな道路交通状況や渋滞予測情報
「ドライブプラザ」(NEXCO東日本)PC版:http://www.driveplaza.com/
※スマートフォン(Android版、iPhone版)はGoogle Play、APPストアからダウンロード

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