グループPSAジャパンは2021年6月3日、プジョー208、2008の高圧燃料ポンプに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は本国からの情報によるもので、直噴システムの高圧燃料ポンプが製造時の溶接が不適切であったため、溶接時に発生した金属粉がポンプ内に残留し、燃圧調整バルブの作動を妨げる恐れがあるというものです。その場合、燃料の噴射圧が不足し、警告灯が点灯し、エンジンの始動不良、出力不足になる恐れがあります。
対策は該当車両の高圧燃料ポンプのシリアル番号を確認し、該当する場合は高圧燃料ポンプを良品に交換するとともに、高圧燃料パイプも新品に交換することになります。
該当車両は2020年12月~2021年1月の間に輸入されたプジョー208、2008で、合計150台です。