ダイハツは2024年9月20日、トヨタ、スバルへのOEMモデルを含む合計15車種のフロント・シートの取り付けに不具合があるとしてリコールを届け出た。リコール台数は171万台となっている。
このリコールは449件の市場からの報告により実施されている。不具合の内容は、フロントシートの取付けボルトの締付けが不適切であったため、走行中の振動などにより取り付けボルトが緩むものがあるというもの。
そのため、取付け部から異音が発生し、そのまま使用を続けるとボルトが脱落し、最悪の場合、衝突時に座席が動き、本来の乗員保護性能を発揮できないおそれがある。
対策は、該当車両の取り付けボルトを指示されたトルクであらためて締め付けることになる。
該当車輌は、2019年10月~2023年10月の期間に生産された、タント、タフト、ミライース、ムーヴ、ムーヴ・キャンバス、ロッキー、キャスト、トヨタOEMのライズ、ピクシスエポック、ピクシスジョイ、スバルOEMのシフォン、ステランティス、プレオプラス、レックスの計15車種、合計171万607台。