ダイハツは2023年6月23日、軽自動車、コンパクトカーのOEMモデルを含む6車種のスマートアシスト用カメラの取り付けに不具合があるとしてリコールを届け出た。
このリコールは市場からの45件の報告により実施されている。不具合の内容は、予防安全機能(スマートアシスト)用カメラの、フロントガラスへのカメラ固定用ブラケットの接着工程管理が不適切なため、接着力が弱い場合があるというもの。
そのため、使用過程でカメラのブラケットが剥がれ、最悪の場合、走行中に落下して前方視界を妨げるため、運転者席の視野の基準を満足しない恐れがある。また、落下したブラケットの端部形状も基準を満足しない恐れがある。
対策は、該当車両のカメラのブラケットに接着補強材を追加することになる。
該当車両はダイハツのムーヴ、キャスト、ブーン、OEMモデルのスバル ステラ、トヨタ ピクシスジョイ、パッソの合計6車種、合計7万3731台となっている。