トヨタとKINTOは2022年4月27日から、KINTOファクトリーでスポーツカーシリーズ「GR」を対象とした「GRアップグレードセレクション」をラインアップへ追加し、第1弾としてGRヤリス“モリゾウセレクション”の提供を開始した。
【関連記事】KINTO FACTRY:https://autoprove.net/japanese-car/toyota/204194/
「KINTOファクトリー」は1月からスタートした、既販売車にその後の技術アップデートや経年劣化に合わせてソフトウェア・ハードウェアの機能やアイテムをグレードアップさせる新たなサービス。当初はトヨタ、レクサスの一部の車種を対象としていたが、いよいよスポーツモデルの性能アップデートがスタートしたわけだ。
GRヤリスのアップグレードのメニューは、モータースポーツ参戦により得た知見を生かして開発したエンジン、4輪駆動配分、ステアリングを制御する3つのソフトウェアから構成される「GRヤリス パフォーマンス ソフトウエア 1.0」というセットになっている。
納車時のGRヤリス“モリゾウセレクション”に対して、より機敏なアクセルレスポンスにすると同時に、ステアリング操舵力を重めに設定し、フロント寄りの駆動配分とすることで、より安定感のある走行フィーリングを実現できるというソフトウエアになっている。
KINTO FACTRY 専用サイト:https://factory.kinto-jp.com/