トヨタ自動車は、11月のトヨタ、ダイハツ工業及び日野自動車の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。
国内生産に関しては、トヨタは29.6万台(前年同月比107.6%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。ダイハツは8.0万台(前年同月比114.8%)と、19ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。日野は14.4千台(前年同月比115.6%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。合計は39.0万台(前年同月比109.3%)。2ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。
国内販売は、トヨタは13.3万台(前年同月比101.3%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。そのうちレクサスブランド車の販売は5,681台(前年同月比128.1%)、軽自動車の販売は2623台(前年同月比96.4%)であった。除軽市場におけるシェアは50.4%(前年同月差+3.4ポイント)で、含軽市場におけるシェアは32.6%(前年同月差+1.2ポイント)。
ダイハツは5.17万台(前年同月比101.5%)と、8ヶ月連続で前年同月実績を上回った。そのうち軽自動車の販売は4.86万台(前年同月比97.5%)と、8ヶ月振りに前年同月実績を下回っている。軽市場におけるシェアは32.7%(前年同月差−1.8ポイント)であった。
日野は5.6千台(前年同月比101.7%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を上回った。そのうち普通トラックの販売は2.6千台(前年同月比88.5%)と、前年同月実績を下回っている。輸入車を除く最大積載量4t以上のトラックの市場である普通トラック市場におけるシェアは37.3%(前年同月差+0.2ポイント)であった。
合計は19.0万台(前年同月比101.4%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。ちなみに含軽市場におけるシェアは46.7%(前年同月差+1.8ポイント)である。
輸出については、トヨタは北米・中南米・アジア・オセアニア・アフリカに向けた輸出が増加し、17.1万台(前年同月比107.8%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。ダイハツは輸出が0台、日野は中南米・欧州・アジア・中近東に向けた輸出が増加し、7.2千台(前年同月比129.5%)と、5ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。合計は17.8万台(前年同月比108.5%)と、4ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
海外生産は、トヨタは北米・アジア・オーストラリア等で減少し、50.7万台(前年同月比94.2%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を下回っている。ダイハツはインドネシアで減少し、2.8万台(前年同月比72.5%)と、前年同月実績を下回った。日野はアジアで増加し、4.0千台(前年同月比124.4%)と、5ヶ月連続で前年同月実績を上回った。合計は53.9万台(前年同月比92.9%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を下回る結果となった。