2012年10月26〜28日、FIA・WEC(世界耐久選手権)の最終戦にあたる第8戦が上海国際サーキットで開催された。ここ上海でも富士6時間レースを制覇したトヨタTS030ハイブリッド(アレクサンダー・ブルツ/ニコラ・ラピエール組)が2大会連続となる優勝を飾り実力を見せつけたが、3位に入賞したアウディ・スポーツの1号車(アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラー組)がWECの初代ドライバーチャンピオンとなり、アウディ・スポーツは第6戦の時点で初代ファクチャラーズチャンピオンを決定しており、WECのダブル・チャンピオンの座を獲得した。