先日お伝えした日産リーフの中古バッテリーを再利用し、外灯を設置するプロジェクト「THE REBORN LIGHT」のベースとなる使用済みEV用バッテリーの再製品化工場を、日産自動車と住友商事、フォーアールエナジーが福島県双葉郡浪江町に開所した。
※参考リンク:日産 リーフの中古バッテリーを再利用した外灯を浪江町に設置
フォーアールエナジーは、使用済み車載用リチウムイオンバッテリーの有効活用に着目し、2010年に日産自動車と住友商事によって設立されて以来、再利用や再製品化のノウハウを蓄積し、使用済みバッテリーの性能を短時間で測定できる技術開発に成功している。今回、この技術を活用し、全国から回収した使用済みバッテリーの再利用・再製品化ビジネスをこの工場で開始。浪江町の藤橋産業団地内(2,447.97㎡)に整備される再製品化工場は、グローバルな開発拠点としての機能と製造拠点としての機能を有していて、国内初の再利用・再製品化拠点となるものだ。製造される製品としては、世界初となるEV向け交換用再生電池をはじめとして、大型蓄電システムや電動フォークリフト等にも使用される予定とのことだ。