日産 GT-R 2020年モデル 変更ポイント詳細解説

サスペンションチューニング

こうしたパワートレーンの深化に伴い、サスペンションではステアリングを切ってからヨー発生までの応答性を3%向上させる変更を行なっている。と同時に、乗り心地の質の高さも向上させている。こうした乗り心地の変更は一般道を40km/h程度で車列に並んで走行している場合などで、その進化向上を体感できる。まさに究極のロードゴーイングカーへと深化している。

ブレーキの深化

ブレーキブースターのチューニングを行ない、初期の効き感を向上させ、短いストロークで効きがが立ち上がる変更を行なっている。こうした変更に伴い、ペダル操作性も向上させている。

カーボンセラミンクなみに高い減速度を出せるようにチューニングした

これはブレーキの高剛性化と感じる部分をペダル操作において不安がないように、大きな力を込めやすい足首の角度の領域を増やす改良を行なって対応している。ペダル操作性に磨きが掛かったということだ。

そしてホイールはGT-R史上最軽量の新デザインホイールを採用している。さらに外側面の剛性も歴代トップという。こうした変更もバネ下軽量により乗り心地に効果を発揮するわけだ。

エクステリアデザイン

ボディカーラーに新色が加わった。「ワンガンブルー」は従来のベイサイドブルーの陰影感をキープしながら、より鮮やかさを向上。また青透明ベースに光干渉顔料(シリカフレーク)を添加し、ベイエリアでの日没の余韻を感じさせるミステリアスな色の変化を愉しめるという。

そしてチタンマフラーだ。職人がひとつひとつ手作りで加工した青く輝くエキゾーストフィニッシャーを採用している。

記念車のエンブレムとチタンマフラーが目を引く

50周年記念車の投入

日本のモータースポーツの一時代を築き、スーパースポーツへと成長を遂げたGT-Rを記念するモデルだ。「GT-R 50th Anniversary」はプレミアム エディションをベースにドレスアップされている。

新色のワンガンブルーに目立つホワイトのストライプ

ボディカラーは3色でブルーには白のストライプ、白ボディには赤のストライプ、シルバーボディには白のストライプがデザインされている。ブルーボディにはブルーの切削アロイホイールが装備される。

また、オーナメント、エンブレムにも「50th Anniversary」のロゴがリヤエンブレムやホイールのリム、センターコンソール、メーター内、そしてシートなどに描かれている。

価格

駆動 エンジン グレード ミッション 価格
4WD VR38DETT GT-R Pure edition GR6型デュアル
クラッチ
1082万8,4000円
GT-R Black edition 1277万2,1000円
GT-R Premium edition 1232万9,900

50周年記念モデル価格

駆動 エンジン グレード ミッション 価格
4WD VR38DETT GT-R 50th
Anniversary
ワンガンブルー GR6型デュアル クラッチ 1376万6,500円
アルティメイトメタルシルバー 1372万2,500円
ブリリアントホワイトパール 1343万6,500円
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