マツダもCNFを使ってロードスターでスーパー耐久シリーズに参戦

マツダは2023年7月21日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONEの第4戦・オートポリス大会からガソリン代替カーボンニュートラル燃料を使用した「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」でST-Qクラスに参戦すると発表した。

マツダはこれまでST-Q(自動車メーカーの開発車両)クラスに「MAZDA SPIRIT RACING」でマツダ2、マツダ3のディーゼル車をベースに次世代バイオディーゼル燃料を使用して参戦していた。

今回、次世代バイオディーゼル燃料の「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept(55号車)」に加えて、「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」、つまりガソリンエンジン車のロードスターでガソリン代替カーボンニュートラル燃料を使用するモデルで実証実験に取り組むことになる。

すでにST-QクラスではトヨタはGR86(1.4Lターボ)、スバルがBRZ(2.4L自然吸気)、そして日産がZ レーシング・コンセプト(3.0L・V6ツインターボ)、ホンダがシビック TYPE R(2.0Lターボ)がカーボンニュートラル燃料(CNF)で参戦しており、ロードスター(2.0L自然吸気)は5車種目となる。

12号車ROADSTAR CNF conceptのドライバーはマツダのシニアフェロー ブランドデザインの前田育男、プロドライバーの阪口良平、同じくプロドライバーの堤優威の3名で参戦する。また車両は全てマツダ社内で開発し、量産開発エンジニアが携わり、レース運営も社員と広島マツダのサービスメカニックで構成し、実証実験を行なうとしている。

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