マツダは、2016年3月23日、「Mazda MX-5 RF*1(日本名:マツダ ロードスター RF)」を世界初公開した。「MX-5 RF」は、MX-5が26年間一貫して守り続けてきた「Lots of Fun」の価値を体現する、MX-5ファミリーの一員である。「オープンカーの楽しさを身近なものにする」という先代のリトラクタブルハードトップモデルが目指した価値を引き継ぎながら、従来の考え方に捉われることなく更なる進化に挑戦したという。
その結果「MX-5 RF」は、ルーフからリヤエンドまでなだらかに傾斜するルーフラインを特長とするファストバックスタイル、そして、独自のリヤルーフ形状と開閉できるバックウィンドウによる新しいオープンエア感覚を実現。さらに電動ルーフは、10km/h以下での走行中開閉を可能とするフル電動式へと進化した。また、限られたスペースにコンパクトかつ効率的に収納できる構造とし、ファストバックスタイルのデザインとソフトトップモデルと同じ荷室容量を両立している。
パワートレーンは、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」と「SKYACTIV-G 2.0」を市場ごとに適切なラインアップで展開し、北米仕様車には、「SKYACTIV-G 2.0」を搭載するという。
なお「MX-5 RF」は、3月25日から4月3日まで開催されるニューヨーク国際自動車ショー*2に出品される予定。