マツダの新塗装技術「アクアテック塗装」が、第6回ものづくり日本大賞「内閣総理大臣賞」を受賞

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マツダ ロードスターにも採用されている「ソウルレッド」

2015年11月9日、マツダは、第6回ものづくり日本大賞において、揮発性有機化合物とCO2を同時削減する新塗装技術「アクアテック塗装」が、内閣総理大臣賞(「製造・生産プロセス」部門)を受賞した。ものづくり日本大賞の「製造・生産プロセス」部門の内閣総理大臣賞は、製造・生産工程における画期的なシステムや手法の開発・導入によって、生産の抜本的効率化など、生産革命を実現させた個人またはグループを表彰するものである。マツダが内閣総理大臣賞(「製造・生産プロセス」部門)を受賞するのは今回が初となる。

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アクアテック塗装

今回の受賞にあたり、「塗装工程の工程革新と塗料の機能集約により、塗料やエネルギーなどの資源効率を飛躍的に向上。これにより、トレードオフの関係にある、揮発性有機溶剤(VOC)排出量とCO2排出量の同時削減を実現。さらに、この技術をカラー開発にも適用することで、ソウルレッドに代表される高意匠カラーを実現するなど、環境/品質/経済性の相反する課題を総合的に解決。アクアテックのものづくり革新技術は、自動車塗装工場にとどまらず、塗装業界全体へ広く普及することが期待される」との評価を受けた。

【受賞概要】
業績名:揮発性有機化合物とCO2を同時削減する新塗装技術「アクアテック塗装」
受賞者:
菖蒲田 清孝 (しょうぶだ きよたか) マツダ株式会社 常務執行役員
圓山 雅俊 (まるやま まさとし) マツダ株式会社 常務執行役員
素利 孝久 (そり たかひさ) マツダ株式会社 特別顧問
農沢 隆秀 (のうざわ たかひで) マツダ株式会社 技術研究所 技監

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