レクサス フラッグシップセダンのLSを一部改良

LS600h “version L”
LS600h “version L”<オプション装着車>

レクサスは2015年9月25日、フラッグシップセダンのLSシリーズを一部改良し、全国のレクサス販売店を通じて同日から発売した。今回の改良では12.3インチワイドディスプレイの大画面を生かして地図の全画面表示を可能にしたほか、画面の右側に簡易操作画面を設定。利用頻度の高い地図/オーディオ/電話/ 燃費/エアコンの各機能をワンタッチで呼び出せるようにして、優れた操作性を実現した。

またナビゲーションシステムにはLTE方式の通信モジュールを採用。通信の高速化に加えて、音声とデータの同時通信を実現した。G-Link機能のひとつである「レクサスオーナーズデスク」のオペレーターサービスにおいて、顧客の要望に応じてオペレーターと会話しながら目的地設定が行なえるなど、利便性を向上。また「VICS WIDE」対応となり、FM多重放送による渋滞情報の提供拡大や精度向上に伴ってより正確な探索ルートを提供するほか、新たに緊急情報(特別警報)や気象・災害情報などを提供することで、快適な運転を支援する。

リモートタッチについては新たに操作ボタンを追加して、優れた操作性を確保。このほか、従来のスポット溶接よりも溶接打点間の間隔を詰めることができるレーザースクリュー ウェルディングの範囲を拡大。またボディを面で結合し、たわみを抑える構造用接着剤の採用範囲を拡大することでボディ剛性を高めて、優れた操縦安定性を実現している。

外板色にはソニッククォーツを新たに加えた全11色を設定。価格については以下の通りとなっている。
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