2015年7月23日、レクサスは、FR車として初のターボエンジン搭載モデル「IS200t」を追加設定した。また、積雪寒冷地域の要望に応え、IS300hにAWD仕様を追加設定。さらに、一部改良として外板色に「F SPORT」専用色のヒートブルーコントラストレイヤリングなどを加えた全10色を設定し、8月3日に発売すると発表した。
IS200tは、既報のように2.0L直噴ターボエンジンを搭載。ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大したDual VVT-iWを組み合わせ、最適な燃焼効率を実現するD-4STを採用することで、低回転域から大トルクを発生させている。
トランスミッションは8速AT(呼称は8-SPDS)を搭載し、ダイレクト感のある変速により本格的なスポーツドライビングが可能。また、フロントにはパフォーマンスダンパーを標準装備し、ハンドリング特性をシャープにして俊敏性を高めている。
IS300h (AWD) は、前後輪に動力を配分するトランスファーにトルセンLSDを採用。トランスミッションからの駆動トルクを最適配分し、高い走破性と優れた操縦安定性を実現。カウンターギヤ歯車の加工精度を向上させるなど、高い静粛性も確保ているという。