ホンダ、100km以上走行可能な新型プラグインハイブリッドモデル「クラリティPHEV」発売

ホンダは2018年7月19日、「CLARITY(クラリティ)」シリーズにプラグインハイブリッドモデル「CLARITY PHEV(クラリティ ピーエイチイーブイ)」を追加し、7月20日(金)より発売することを発表した。

HONDA CLARITY PHEV イメージ

ホンダは、2030年をめどに四輪車グローバル販売台数の3分の2を電動化することを目指し、電動車両の開発を進めている。クラリティPHEVは高い環境性能に加え、力強いEV走行性能、大人5人がゆったり座れる上質な居住空間や広い荷室スペースといった、上級セダンとしての魅力を兼ね備えたプラグインハイブリッド車となっている。
※参考記事:ホンダ クラリティPHEV試乗記 ラグジュアリーな高級セダンのアウトライン

HONDA CLARITY PHEV イメージ
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■パワートレイン:SPORT HYBRI i-MMD Plug-in

HONDA CLARITY PHEV 次世代SPORT HYBRID i-MMD Plug-in システム構成
次世代SPORT HYBRID i-MMD Plug-in システム構成 イメージ

パワートレインには、ホンダの2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」をベースに、バッテリーの高容量化やコンバーターの高出力化など、電動コンポーネントの性能向上により、EV走行距離(充電電力使用時走行距離)(※1)114.6km(※2)を実現。さらにEV走行駆動力を大幅に高めることで、走り出しから高速域まで、EV走行の持続範囲を大幅に伸ばしている。また、直列4気筒1.5Lアトキンソンサイクルエンジンは、熱効率の改善と低エミッション化を追求し、最大熱効率は世界トップレベル(※3)となる40.5%(※4)を達成している。
※1:充電電力使用時走行距離は定められた試験条件での値。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じてEV走行距離は大きく異なり、バッテリー残量やエアコンの作動状況などによってはEV走行ができない場合もある
※2:JC08 モードでの数値。WLTC モード:101.0km(WLTC モード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。
※3:1.5L ガソリンエンジンとして。2018年7月現在、ホンダ調べ。
※4:ホンダ測定値

また、高効率な走行を実現する3つのドライブモードを搭載。「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」をバッテリーの充電状態や走行の状況に応じて常に最適なモードを自動的に選択し、シームレスに切り替える。

EV走行の上限が直感的に分かるペダルクリック機構を採用しており、アクセルペダルを一定量踏み込んだ位置に、スイッチを押すようなクリック感(反力)が生じるポイントを設定。ECONモードでの走行時は、ペダルの踏み込みをポイントの手前までにすると、エンジンの始動を抑え、EV走行をより長く持続する。

■PHEV装備:外出先でも充電しやすい急速充電機能搭載

充電システムには、普通充電ポートに加え、外出先でも充電しやすい急速充電(※5)・外部給電ポートを標準装備。国際標準規格「CHAdeMO」に対応し、対応する外部給電器を接続することにより、外部機器への電力供給(※6)も可能だ。また急速充電中にパワーモードをオンにすると、エアコンやオーディオ、シートヒーターなどが使用できる「コンフォート チャージ」機能を搭載。
また、標準装備のHondaインターナビでNCSネットワークの充電器設置場所を簡単に検索、充電スタンドまでのルート案内に加え、空き情報なども知らせるインターナビ充電スタンド検索機能を搭載している。
※5:「CHAdeMO(チャデモ)」協議会が推奨する国際標準規格「CHAdeMO」に対応
※6:最大供給電力 3kW

■通信機能:人とクルマが通信でつながる先進機能

スマートフォンで専用アプリケーション「Honda Remote App」を使用することにより、航続可能距離や高電圧バッテリー残量、車内温度の車両情報をスマートフォンで取得できるほか、タイマー充電設定や充電用リッドのオープン、エアコンのオン/オフ操作や出発時間に 合わせたタイマー設定が遠隔で可能。またBluetooth通信により、施錠・ドア などの閉め忘れ通知や、広い駐車場で車を見つける「カーファインダー」などの機能を応答性の良い通信状況で使用可能。

■安全装備:先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備

HONDA CLARITY PHEV HONDA SENSING
Honda SENSING

■ボディーカラー(全6色)


★は有料色43,200円(消費税抜き40,000円)高

■インテリアカラー(全2色)

・ホワイトアイボリー
 (対応ボディーカラー:プラチナホワイト・パール/プレミアムディープロッソ・パール/コバルトブルー・パール)

・ブラック
 (対応ボディーカラー:スーパープラチナ・メタリック/モダンスティール・メタリック/クリスタルブラック・パール)

■全国メーカー希望小売価格

HONDA CLARITY PHEV メーカー希望小売価格

ホンダは、クラリティPHEVの発売に合わせ、日本充電サービス・NCSネットワークの充電器約20,800基(※7)が利用できるホンダ独自の充電カードサービス「ホンダCharging Service(ホンダ チャージング サービス)」を用意するとともに、全国のホンダカーズへの急速充電器配備を進め、電動車の本格的な普及に向けて取り組んでいくとしている。
※7:2018年5月時点、ホンダ調べ

ホンダ クラリティPHEV 公式サイト
日本充電サービス
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