ダイハツ工業は、2017年から2025年までの中長期経営シナリオ「D-Challenge 2025」を策定した。
110周年を迎え、新たなステージで今後もダイハツが存在感を発揮し、持続的成長と発展を目指すために、3月1日に刷新したグループスローガン「Light you up」の考え方の下、「モノづくり」と「コトづくり」を主軸に事業を推進し、ダイハツブランドの確立、経営基盤の強化に取り組む。
●「D-Challenge 2025」主要項目
◆モノづくり
▼DNGAの実現
・軽自動車〜Aセグメント〜新興国Bセグメントまでのラインアップ展開
・新興国小型車カンパニーで企画を行なう車種へもDNGAを採用
・先進技術(電動化、自動運転、コネクティッド)については、トヨタ自動車との連携を推進、ダイハツ独自システムとして手の内化
・DNGA投入の第一弾は、軽自動車を予定。その後、Aセグメントへの展開を皮切りに、新興国Bセグメントまでのスピーディな展開を予定
▼新興国戦略
・ダイハツが長年培ってきたインドネシア、マレーシアを中心に、ASEANを最優先で推進
▼成長目標
・ダイハツ開発車グローバル台数を、2025年目線で250万台に設定
◆コトづくり
▼ユーザーや地域との接点拡大
・従来から販売会社、メーカーそれぞれで取り組んできた草の根活動の継続
・新たな取組みとして、ダイハツグループ一体で、ダイハツの強みを活かし、社会に貢献できるテーマで、社会とのつながりを強化。高齢者、女性、地方の人々を中心に、ダイハツと関わる全ての人々が、いきいきとモビリティライフを過ごせる社会に向け活動開始
<今後のダイハツの方向性についてのイメージ>