2014年9月25日、フォルクスワーゲングループ・ジャパンは、「ザ・ビートル」の特別限定車「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」を9月30日から発売すると発表した。
この特別限定車の販売台数は合計800台で、その内訳はピュアホワイトが400台、ディープブラックパールエフェクトが200台、プラチナムグレーメタリックが200台となっている。
今回発売する「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」は、2013年に開催された第43回東京モーターショーで公開した「ザ・ビートル・レーサー(本国名称はザ・ビートル GSR)」と同じく、往年のビートル限定車の復刻モデルだ。
「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」は、今から32年前の1982年に発売された「フォルクスワーゲン タイプ1 1200」の限定車「スペシャル・バグ」へのオマージュとして企画されている。「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」は、現行モデルの「ザ・ビートル・デザイン」をベースに、1980年代当時のファッション性やビートルならではの遊び心を現代風にアレンジして再現している。
今回の「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」は、外装色に人気のピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、本限定車専用色のプラチナムグレーメタリックの3色を設定。ボディの装飾は往時にならいクロームのホイールキャップ付17インチアルミホイールを採用している。
インテリアはベージュとブラウンのツートーンでコーディネートした専用シートを採用。全体的にクラシカルな雰囲気に仕上げられている。そしてボディ両サイドの下側には、ブラウン/グレー(ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクトの場合)あるいは、ブラウン/ブラック(プラチナムグレーメタリックの場合)のツートーンストライプのデカールと、リヤホイールアーチの前方部分(左右)にブラウンの文字で書かれた「Special」のロゴ、そして、リヤゲートの中央には「ビートル」の愛称である「Bug(バグ)」のエンブレムを装着するなど、このモデルが特別なモデルであることを示している。
さらに専用装備として、バイキセノンヘッドライト、スマートエントリー&スタートシステム、パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ)、シートヒーター(運転席/助手席)などを採用している。
■価格 286万円(税込)