メルセデス・ベンツ ミッドサイズSUVのGLCに標準装備を見直したシンプルモデルを設定し戦略的価格に

メルセデス・ベンツ日本は2025年3月6日、ミッドサイズSUVのメルセデス・ベンツ GLC/GLCクーペのエントリーモデルとなる「GLC 220 d 4MATIC Core (ISG)」、「GLC 220 d 4MATIC クーペ Core (ISG) 」を追加発売した。

追加されたGLC 220 d 4MATIC Core (ISG)、GLC 220 d 4MATIC クーペ Core (ISG) は、2023年に発売したGLC 220 d 4MATIC、LC 220 d 4MATIC クーペをベースに標準装備を見直し、シンプルなオプション構成にしたことで、より低価格になったことが特長だ。

パワートレインは、GLC 220 d/GLC 220 d クーペからの変更はなく、出力197ps(145kW)、440Nmを発生する、2.0Lのディーゼル直列4気筒ターボエンジン「OM654M」を搭載。エンジンとトランスミッションの間に配置されるISGによって、最大で23ps(17kW)、205Nmの駆動アシストが可能で、モーターによるサポートが組み合わさることで、さらにスムーズな加速感と、燃費の低減に寄与している。

トランスミッションは9G-TRONIC ATを備え、1速から9速までの変速比幅が広く、優れたエネルギー効率と快適性を両立。さらに、メルセデス伝統の4輪駆動システム「4MATIC」により、悪路から高速道路まで安定した走行が可能だ。

装備では、標準装備となるデジタルライトは、片側100万画素以上のヘッドライトによって、瞬時にプロジェクションモジュールを抑制し、ハイビーム相当の配光であっても、対向車や道路標識に光が当たらないよう高精度に自動調整ができるようになっている。

エクステリアは、ベースのGLC 220 d/GLC 220 d クーペと同じで、ボディカラーは定番色として人気の高い、ポーラーホワイト(ソリッド)、オブシディアンブラック(メタリック)、ハイテックシルバー(メタリック)の3色に絞っている。

また、よりスポーティーな外観となるAMGラインパッケージもオプション設定されている。

インテリアは、メンテナンスが容易で、本革のような質感のレザーARTICOを設定。カラーは標準仕様のブラックに加え、AMGラインパッケージにはネバグレー/ブラックも設定されている。

インテリアトリムは、標準仕様にシルバーグレーダイヤモンド・インテリアトリムとし、AMGラインパッケージではメタルウィーブインテリア・トリムをそれぞれGLCとして初採用している。

オプションとしては、AMGラインパッケージとパノラミック・スライディングルーフの2種類とし、シンプルな選択肢としている。

AMGラインパッケージは、立体的に配されたスリーポインテッドスターが先進的な表情を生み出すスターパターングリルや、開口部の大きなフロントバンパー、そしてインテリアのスポーツシートに本革巻きスポーツステアリングなどを備えた人気のオプションだ。

AMGラインパッケージのホイールには、GLC初採用となるマルチスポークタイプの20インチ・アルミホイールを採用している。

価格

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