メルセデス・ベンツ日本は2024年12月2日、「Eクラス」のPHEVモデル「メルセデスAMG E 53 HYBRID 4MATIC+」(セダン/ステーションワゴン)を追加して発売した。また、導入記念限定車として「メルセデスAMG E 53 HYBRID 4MATIC+ Edition 1」 (PHEV) を発売する。セダンが限定120台、ステーションワゴンが限定30台となっている。
メルセデスAMG E 53 HYBRID 4MATIC+は、AMG Eクラスのトップパフォーマンスモデルという位置づけだ。システム出力585ps/750Nmを発生するPHEVシステムを搭載。最高出力330kW(449ps)、最大トルク560Nmを発生する3.0Lの直列6気筒 ターターボエンジンと最高出力120kW(163ps)、最大トルク480Nmを発生する電動モーターを組み合わせている。
ドライブモードでレース・スタートを選択すると短時間にシステム最高出力を612ps(450kW)までアップさせることができる。
トランスミッションは「AMG スピードシフト TCT 9G」を搭載。駆動方式は前後可変トルク配分の4WDシステム「AMG 4MATIC+」。また、電子制御AMGリミテッドスリップ・デフやリア・アクスルステアリングを装備している。
なお、バッテリー電力のみによるEV走行換算距離はセダンで101km、ステーションワゴンで97kmを実現している。
導入記念限定車「メルセデスAMG E 53 HYBRID 4MATIC+ Edition 1 」
この導入記念限定車は、エクステリア、インテリアに特別装備を纏い、よりダイナミックさを強調したモデルだ。
エクステリアは、AMGロゴの専用デカールの他に、フロントスプリッターやエグゾーストエンドなど各所がハイグロスブラックとなる「AMGナイトパッケージ」を装備。
また、フロントグリルやエンブレムなど各所がダーククロームとなる「AMGエクステリアナイトパッケージ Ⅱ」、ドアミラーやトランクリッドスポイラー(セダンのみ)がカーボンファイバーとなる「AMGカーボンパッケージ」、そしてマットブラックの21インチAMGアルミホイール(鍛造)などが特別に装備されている。
ボディカラーは、セダンが「MANUFAKTUR(マニファクトール) アルペングレー」(ソリッド)と有償オプションとなる Edition 1専用の「MANUFAKTUR オパリスホワイトマグノ」(マット)の2色。ステーションワゴンは標準装備のEdition 1専用「MANUFAKTUR オパリスホワイトマグノ」(マット)のみとなっている。
インテリアはブラックとイエローアクセントのトリムを採用。ヘッドレストにEdition1の刺繍が入ったブラックのAMGパフォーマンスシート(ナッパレザー、イエローステッチ入り)やイエローシートベルト、イエローに輝くイルミネーテッドステップカバー、イエローステッチ入りのAMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/MICROCUT)、Edition1の刻印が入ったAMGカーボンファイバーセンタートリム、MBUXスーパースクリーンや専用インドアカーカバーなども装備している。