メルセデス・ベンツ日本は2024年11月22日、CLEカブリオレに新たに「メルセデスAMG CLE 53 4MATIC＋ カブリオレ(ISG) 」を追加し発売した。
CLE53 カブリオレは、AMG専用デザインを採用した力強いエクステリアとハイパフォーマンスを感じさせるインテリアを併せ持つオープントップモデルだ。
ボディサイズは CLE 200 カブリオレ スポーツ (ISG) と比べ、全長4855mm（＋5mm）、全幅1935mm（＋75mm）、全高1435mm（＋10mm）と、前後にワイドフェンダーを採用しており全幅を大幅に拡大し、ダイナミックさを強調。なお、ラゲッジ容量は375L（ソフトトップ格納時はで285L）だ。
カブリオレのため、キャビン内へ風の巻き込みを低減するフロントウインドウ上縁のウインドウディフレクターと、後席後ろのドラフトストップより構成されるエアキャップ、首元を温めることができるエアスカーフを装備しており、外気温が低い時でもオープンエアドライブを楽しむことができる。また、ソフトトップは60km/h以下であれば20秒以内に電動で開閉操作ができる。
ドライバーの操作負担を軽減するルーティン機能や予測提案を行なうゼロレイヤーなど、新時代の室内環境を実現。本革シートは、夏場に熱くなりすぎないように太陽の赤外線を反射する特殊コーティングが施されている。また、後部座席の乗員用に2つの独立したヘッドエアバッグを採用し、衝突の影響を軽減するPRE-SAFE機能とエアバッグにより乗員を保護するようになっている。
パワートレインは「M256M型」エンジンを搭載。3.0L直列6気筒にターボチャージャーと48V電動スーパーチャージャーに加えISGを備えている。
ターボチャージャーにも改良を加え最大出力449ps（330kW）を発生。スーパーチャージャーも改良し、最大加給圧を1.5バールとより高過給にして最大トルク560Nm（約10秒間のオーバーブースト時600Nm）を発生する。ISGにも改良を加え、最大出力23ps（17kW）、最大トルク205Nmをアシストする。
駆動システムはAMGの4MATIC＋を採用。前後トルク配分が50：50から0：100の範囲で可変制御を行なうことができる。トランスミッションはデュアルクラッチ式のAMGスピードシフト TCT 9Gを装備。
サスペンションはAMG ライドコントロール・サスペンションを装備し伸圧2方向の可変減衰力制御が実現している。さらに、リヤ・アクスルステアリングも標準装備している。この後輪操舵システムは、高速走行時の同位相で最大0.7度、低速の逆位相は最大2.5度の切れ角となっている。
その他にオプションで、AMGダイナミックパッケージも設定されている。パッケージではAMGレッドブレーキ・キャリパーやAMGカーボンファイバーインテリア・トリム、さらにダイナミック・エンジンマウントが追加され、ダイナミックセレクトにレースモードが追加される。
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