2015年10月21日、曙ブレーキは東京ビッグサイトにて開催される、第44回東京モーターショー2015にブースを出展すると発表した。高性能車両向けに開発した世界初の対向ピストン式10ポットブレーキキャリパー、対向6ポットブレーキキャリパーが出展される。
ワールドプレミアとなる対向ピストン式の10ポット、6ポット・キャリパーなど超高性能ブレーキキャリパーは、アケボノのF1やニュルブルクリンク24時間レースなどモータースポーツ活動によって蓄積されたブレーキ技術のノウハウを結集し、超高速、高負荷、高温制動時のブレーキ性能と、高価格車両としての快適性、低ノイズの実現といった特性を併せ持っているという。
これら高性能ブレーキ・システムは、アケボノの欧州ビジネスが本格稼動していることを象徴する展示品となっている。
ブースにはアケボノ製のブレーキシステムを搭載するスーパーカー「マクラーレンP1」も展示される。
■展示内容
・高性能量販車向け(10ポット/6ポットブレーキキャリパー、マクラーレンP1TM用ブレーキシステム、ポルシェ用ブレーキパッド)
・モータースポーツ向け(F1用ブレーキシステム、24時間耐久レース用ブレーキシステム、2輪レース用ブレーキシステム)
・環境対応(銅フリーブレーキパッド、電動パーキングブレーキ)