マクラーレン・オートモーティブは2016年8月5日、「570GT」を日本初公開した。570GTは570Sクーペ、540Sクーペに続くマクラーレン・スポーツシリーズ第3弾のモデルだ。
標準装備のガラスパノラミックルーフ、リヤの大型ガラスハッチまで続くグラスハウスデザインによる明るく開放感の高いキャビンは、マクラーレンのスポーツカーの中でももっともラグジュアリーで洗練された空間となった。
特徴的なガラスハッチは、ハンドル位置に応じた側から開き、ハッチを開くとシート後方に設けられたレザー張りのツーリングデッキにアクセスできる。
570Sで初採用されたモノセルⅡシャシー、V8、3.8LツインターボのM838TEエンジンなど、高性能を司る部分は570Sを踏襲。乾燥重量1350㎏、最高出力570ps、0-100㎞加速3.4秒、最高速度328㎞/hと圧倒的なパフォーマンスを備えながら、CO2排出量や省燃費にも配慮がなされているのも大きな特徴だ。
日常の使いやすさや長距離移動時の快適性などにも腐心された、普段使いできるミッドシップ・スポーツカーというキャラクターは、真の意味でマクラーレンらしいモデルと言えるだろう。日本における価格は2,752万7,000円（税込み）から。
なお、今回の日本初公開に合わせて、マクラーレン・オートモーティブからアジア・パシフィック マネージングディレクターのジョージ・ビッグス、デザインオペレーションズマネージャーのマーク・ロバーツが来日。ニューモデルの魅力をアピールした。
