ZF フォーミュラE、スーパーGTを柱に2022年シーズンのモータースポーツ活動を発表

グローバル・サプライヤーのZFジャパンは2022年4月8日、2022年シーズンのモータースポーツ活動を発表した。

まずZFグループのグローバルなモータースポーツ活動は、世界各地の市街地サーキットを舞台に展開する次世代のモータースポーツであるフォーミュラEを日本のスーパーGTと並ぶ活動の柱に据えている。フォーミュラEに参戦するチームで初めてネット・カーボン・ニュートラル(二酸化炭素排出量実質ゼロ)の認証とISO14001:2015環境認証を昨年取得し、持続可能性をリードする「マヒンドラレーシング」とのテクニカル・パートナーシップを継続している。

ZFがサポートするマヒンドラレーシング「M7 エレクトロ」

現在行われている「シーズン8」ではZFのサスペンション技術と昨シーズンデビューした電気モーター、インバータ、トランスミッションを一体化した新しいパワートレーンが継続して搭載されている。

F1グランプリでは、昨年に続きフェラーリとハースがZFのダンパーを使用している。またZFの製品・技術はル・マン24時間を含むWEC(世界耐久選手権)、ダカールラリー、ニュルブルクリンク24時間レース、世界各国で開催されるポルシェ・カレラカップの車両にも搭載されている。

スーパーGTのTEAM KUNIMITSUのNSX GT

日本でのスーパーGTのシリーズ・パートナーとしての参画は、今年で10年目を迎えている。その翌年から開始したGT500クラスへのレース用クラッチの供給も、9シーズン目となっている。また、2018年からサポートしている「TEAM KUNIMITSU」(チームクニミツ)へのスポンサーシップも継続して行く。

また、レースの現場やSNSなどを通じ、モータースポーツの魅力とZFの存在を幅広いファンに紹介する活動も展開している。昨年、デジタルプラットフォーム「note」に立ち上げたZFの情報ページ「モタスポ!Park」では、「フォトダイヤリー」などを通してレースに関する色々な情報を伝えている。

モタスポ!Park:https://note.com/zfjapan

そのほか、モタスポ!ParkにはスーパーGTのレースの内容やサーキットの舞台裏、技術解説など、写真を使って分かりやすく伝えするコンテンツを掲載する計画だ。また、「電気自動車のF1」とも言えるフォーミュラEの情報も掲載されることになっている。

またスーパーGTレースで活躍を見せたメカニックを表彰する「ZFアワード」も今シーズンも継続される。今年は全8戦ごとに優秀チームを選出し、賞金を授与する予定。受賞チームは、ZFのYouTubeチャンネル「ZFJapanMotorsports」やツイッター(@ZF_Japan)に動画で紹介される。

ZF Japan Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/ZFJapanMotorsports

ZFモータースポーツ・サポーターを務める南武果歩さん

なおスーパーGTレースでは、各レースをオンライン観戦し、SNSなどを通じて独自の感想や関連情報を発信するZFモータースポーツサポーターとして、新人の南武果歩(なんぶ・かほ)さんを起用。一部のラウンドではサーキットでZFアワード授賞式のアシスタントなど務める予定となっている。

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COTY
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