2013年11月1日、横浜ゴムは「第43回東京モーターショー2013」への出展内容を発表した。
11月22日から12月1日(一般公開は11月23日から)まで東京ビッグサイトにおいて開催される東京モーターショー2013。横浜ゴムは「タイヤのグリップ性能を科学する」をコンセプトに、安全性にとって重要なグリップ性能を追求する企業姿勢や高い技術力をアピールするという。同時に未来を見据えた先進技術を紹介する。
グリップ性能の訴求ではグリップ性能に対するユーザーの理解向上を図りつつ、低燃費タイヤからスタッドレスタイヤまであらゆるカテゴリーのタイヤにおいて優れたグリップ性能を追求している点をアピール。オレンジオイルをはじめとしたコンパウンド配合技術やスタッドレスタイヤの氷上性能向上メカニズムなど、高レベルな独自技術を解説する。1996年から取り組んでいる低燃費性能技術も、同社の象徴的技術として紹介する。
また未来を見据えた先進技術では、エアロダイナミクスを活用して、ホイールハウス内の空気の流れをコントロールして車全体の空気抵抗低減を図る「フィンタイヤ」を中心に、航空部品開発から生まれた超軽量かつ高強度なボディ設計技術、ハマタイト(接着剤)開発で培った異種複合材接着技術など次世代モーターリゼーションの成長に貢献する技術を紹介する。
これらの技術を結集して開発した電気自動車コンセプトカー「AERO-Y(エアロ・ワイ)」も展示する。