2017年5月2日、東洋ゴムはプロサッカーリーグ加盟のJ1チーム「ベガルタ仙台」のCSRパートナーとなる契約を締結した。東洋ゴムは同じ宮城県に国内主力タイヤ工場(仙台工場)を持つという地域関係を背景に、今後、ベガルタ仙台とともにパートナーシップを組んで地域貢献活動、震災復興活動を展開して行くとしている。
東洋ゴムは1962年から宮城県岩沼市に国内の自動車用タイヤ主力製造拠点として仙台工場を置き、半世紀以上にわたり事業活動を継続している。また、岩沼市が東日本大震災からの復興計画の一つとして取り組んでいる人工丘陵への植樹活動(千年希望の丘プロジェクト)に、積極参加しているほか、2016年からは地元・宮城のモノづくりにフォーカスを当てたオリジナル・エリアプロモーション(MADE IN MIYAGI)などを通じ、地域貢献・活性化の取り組みを行なっている。
ベガルタ仙台は、1999年から宮城県仙台市をホームタウンとするJリーグ加盟のプロサッカーチームだ。同チームは創設以来、ホームタウンや活動区域(宮城県)におけるスポーツの普及、社会・地域振興をクラブの理念、基本方針に掲げ、地域に根ざしたさまざまなホームタウン活動(CSR活動)を行なっている。
両社のCSRプログラムは、スポーツ振興プロジェクトとして「TOYO TIRES サッカーキャラバン」、「ベガルタカップ サッカー大会への協賛」、地域貢献としては「こころもからだも元気プロジェクト」、社会貢献としては「バリアフリーサッカー ベガルタカップ」、相互交流としては「岩沼市や地域のイベントへの参加」、復興支援としては「宮城・東北ドリームプロジェクト」などが予定されている。