パナソニック フィコサ社との協業開発による新製品「テレマティクス・コントロール・ユニット」を出荷開始

2018年1月12日、パナソニック・オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、スペインの自動車部品・システムサプライヤーのフィコサ・インターナショナルS.A.との協業開発による新製品「テレマティクス・コントロール・ユニット(TCU)」の量産出荷を2017年12月から開始したと発表した。

パナソニック フィコサ社との協業開発による新製品「テレマティクス・コントロール・ユニット」

テレマティクス・コントロール・ユニットは、2017年9月から出荷を開始した電子インナーミラーに次ぐ協業開発の新製品で、パナソニックとしては初のTCUとなる。

フィコサ社が持つ車載アンテナ技術とパナソニックの無線通信技術を融合させたTCUと、TCUとのインターフェースになるクラウドサーバーも合わせて開発し、ホンダ・オートモビル・タイランドの純正用品として採用された。

TCU(テレマティクス・コントロール・ユニット)動作イメージ図

TCUはGPS受信機を内蔵し、車両の位置情報と車両情報をクラウドサーバーに送信することで、事故発生時の緊急通報や、遠隔で盗難車両を追跡(GPSで車両位置確認)、車両トラブル発生時のディーラーサポートに加え、スマートフォンと連動したテレマティクスサービスにも対応している。

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