【パナソニック】パナソニックが協賛した東海大チームが「ワールド・ソーラー・チャレンジ」で優勝

2011年10月16日からオーストラリアで開催された世界最大級のソーラーカーレース「2011ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)」で、世界最高水準の変換効率を誇るパナソニックのHIT太陽電池と高容量リチウムイオン電池を搭載した東海大学のチームが、見事優勝を果たした。同大学は一昨年に開催された前回に続く、大会2連覇を達成したことになる。WSCはオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの3021kmをソーラーカーで縦断してタイムを競うイベントだ。今回の本戦は10月16日に開始され、予選5番手でスタートした東海大学のソーラーカーチームは同日中にトップに浮上。その後、後続との差を広げながら首位の座をキープし、トラブルもなく順調に走行を続けた。そして現地時間 10月20日13時過ぎに、参加37チームの先頭を切ってゴールのアデレードに到着した。

パナソニックが東海大チームに提供したHIT太陽電池は、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を用いて形成した独自開発のハイブリッド型太陽電池だ。高い変換効率や高温時の特性に優れ、面積あたりの発電量が多いのがメリットで、搭載可能な太陽電池面積が限られるWSCにおいて、ソーラーカーの性能向上に貢献したとのこと。

また、同じくパナソニック製の円筒形18650サイズの高容量リチウムイオン電池は、独自のニッケル系正極を採用した業界最高レベルのエネルギー密度を持つとともに、高容量・高耐久・軽量のため、長い駆動時間と電池パックの軽量化につながるなどの特長を持っている。

パナソニック公式ウェブ

COTY
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