小糸製作所 高精細ヘッドライト「ADB」の量産を開始 レクサスESに採用

照明システム・メーカーの小糸製作所は2026年5月19日、高精細ADB(アダプティブドライビングビーム)の量産を開始し、レクサスの新型「ES」に採用されたと発表した。

ADBは、車載カメラやセンサーで前方の車両などを検知し、ハイビームの照射範囲を自動制御する先進照明システムだ。ADBは従来のハイ/ロービーム自動切替とは異なり、対向車や先行車の部分だけ光を当てないよう自動でコントロールし、それ以外の道路を明るく照らすことができる。

これにより、周囲にまぶしさを与えずに、ドライバーには広い視界を提供することができ、夜間走行時の安全性向上に寄与することができる。

今回量産を開始した高精細ADBは、1万6000分割のマイクロLEDの個別の点灯・消灯によって、対向車や先行車のサイズに合わせて遮光範囲を縮小し、歩行者に対しては減光するなど、ハイビームの照射をピクセル単位で緻密に制御することで、より広くドライバーの視認範囲を拡大して夜間視界確保をサポートする。

さらに拡張機能として、より精細な描画による起動時のアニメーション表示も可能で、走行時の安全性向上に加え、さまざまなシーンで光による表示を行うことができる。

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