デンソーテンのカーナビ「ECRIPSE」2025年モデルを発表

デンソーテンは2024年10月11日、カーナビシリーズ「ECLIPSE(イクリプス)」ブランドからフローティングタイプのカーナビゲーション「AVN」(HSシリーズ:AVN-HS02F)を12月中旬から順次発売すると発表した。

今回発売するAVN-HS02Fは、住所データを23年秋モデルの約4192万件から4679万件へと約490万件拡充した他、静岡県浜松市の行政区再編の反映、北陸新幹線延伸(金沢~敦賀区間)を収録した2024年秋版最新地図を搭載している。

今回の2025年型モデルは、10.1型大画面、高精細HD画質で、地図も映像も見やすく鮮明となり、フローティング構造の採用により約400車種に取り付けが可能。また、Apple CarPlayやHDMI入出力に対応し、好みの音楽や映像を車室内で再生可能となっている。

10.1型大画面で、高精細HD画質とし、1280×720の高精細HD画質でアイコンも文字もクッキリと見やすく描画されるため、地デジ映像、HD 動画など様々な映像も美しく鮮やかに映し出すことができる。

そして大画面・高画質に合わせて地図の描画を改良。ギザギザ表示をなくし、地図のルート線、目的地直線を滑らかに描画できるようにしている。さらに、地図データの細街路まで色味を調整し、より鮮明に見やすくし、地図記号や企業ロゴなども、大きく高精細なマークで表示し、地図の視認性を向上させている。

ルート検索は、6ルート探索が可能で、有料優先/有料回避(一般優先)/時間優先/幹線優先(高速道路や国道など走行しやすい道)などを考慮した6ルートから、希望のルートを選択できる。

そして案内交差点の直前になると音声とコーション音で対象交差点を告知し、信号機がある交差点の場合、信号機を目安に案内するのでさらにわかりやすくなっている。

その他に、VICS WIDEを利用して、気象情報や特別警報を表示する他、準天頂衛星「みちびき」対応しており、高層ビル街や山間部などGPSを受信しにくい場所でも受信でき、測位精度を向上させている。

ディスプレイの取り付けは、フローティング構造の採用により、約400車種に10.1型大画面ディスプレイを取り付けができる。そして取り付け後も左右で-15度~15度の首振りや-20度~60度の前後角度、上下スライドの位置調整ができるようになっている。

オーディオ、ビジュアル機能では、Apple CarPlayに対応。iPhoneと接続することで、各種音楽アプリや地図アプリなどの専用アプリが使用できる。操作はディスプレイででき、iPhoneの音声コントロール機能「Siri」で、通話や目的地設定などの操作を音声で行なうことも可能。

また、HDMI入出力に対応し、スマートフォンやゲーム機などHDMI対応機器との接続でYouTubeの映像やゲームをはじめ、様々なコンテンツも大画面に表示可能。お気に入りの映画やゲームをクルマでも高精細HD画質で楽しめる。また、カーナビゲーションのディスプレイで再生している映像を、後席モニターでも楽しむことができる。

その他に、BluetoothRオーディオ機能や、高精細HD画質で視聴できる地デジに対応しており、CD、DVD、SDSなどのメディアも再生可能だ。

なお、HSシリーズは映像(走行中は音声のみ)と地図を2画面で表示することができ、映像の位置は2パターンから選択できるようになっている。

デンソーテン 関連記事

COTY
ページのトップに戻る