ダンロップは2018年10月1日、自家用車を所有する子持ちの20代〜40代男女400名を対象に「幼少期の幸福度に関する意識調査」(調査期間:2018年9月15日〜17日)を実施した。この調査では幼少期に遠出ドライブ経験がある人は経験していない人と比較して幼少期の幸福度が高かったことが判明した。
またこの調査では、ドライブに欠かせないクルマのメンテナンスのひとつである「タイヤの空気圧」について関心が低く、正しい知識が浸透していない実態も明らかとなった。こうした調査結果と脳発達の専門家による遠出ドライブ経験が子供に及ぼす影響についてまとめている。
調査で、幼少期に記憶に残っている遠出ドライブ先を聞いたところ、第1位は「テーマパーク・遊園地(62.8%)」、第2位は「温泉(44.4%)」、第3位は「夏祭りや花火などの季節のイベント(36.0%)」となり、親子で楽しめるスポットが記憶に残る遠出ドライブ先として上位にランクインする結果となった。
また、幼少期に両親に遠出ドライブへ連れて行ってもらった頻度について調査をすると、「1シーズンに1回程度(27.1%)」ついで、「月に1回程度(23.2%)」となり、半数以上の人が少なくとも、3〜4カ月に1度は遠出ドライブへ連れて行ってもらっていたことが分かった。
一方で、遠出のドライブ経験のない人の中で約6割の人が「(遠出ドライブが)うらやましかった」と回答。その理由としては「家族との思い出が欲しかった」が最も多く、幼少期のドライブが家族の思い出としてイメージづけられていることが見て取れる結果となっている。