ブリヂストン車種カテゴリー別の専用エコタイヤ「エコピア NH100シリーズ」を新発売

エコピアNH100シリーズ(左からセダン・クーペ用、ミニバン用、軽自動車・コンパクトカー用）

2027年1月10日、ブリヂストンはウェット性能、耐摩耗性と低燃費性能など、7つの主要性能項目を高次元で達成した低燃費タイヤ「ECOPIA（エコピア）」ブランドの新商品として、「ECOPIA NH100シリーズ」を2017年2月から順次発売すると発表した。

発売サイズは、セダン・クーペ専用の「ECOPIA NH100」が21サイズ、ミニバン専用の「ECOPIA NH100 RV」が19サイズ、軽・コンパクトカー専用の「ECOPIA NH100 C」が27サイズで、全てメーカー希望小売価格を設定している。

今回登場するエコピア NH100シリーズは、自動車メーカー納入用に開発され、大幅に総合性能を向上させた「エコピア EP150シリーズ」の技術を投入し、補修市場用に送り出されたタイヤで、セダン・クーペ用、ミニバン用、軽自動車・コンパクトカー用に専用設計されているのが特徴だ。

「ECOPIA NH100シリーズ」に投入された技術は、独自のポリマーをナノレベルで最適配合する「ナノプロ・テック」の技術に加え、低転がり抵抗用のポリマーとウェット性能向上のためという2種類のポリマーを組み合わせ、背反性能を両立する「エコ効きもちゴム」を新たに採用することで、ウェット性能、耐摩耗ライフ性能と低燃費性能の両立化を図っている。

また耐摩耗最適化形状と走行中の接地面形状を確認できる「ULTIMAT EYE」の活用と、路面と接するトレッドゴムの剛性を高める「剛性コントロールシート」を採用することで、高い耐摩耗性能を実現している。その結果、「ECOPIA NH100シリーズ」の3商品は、ベーシックタイヤ「NEXTRY」と比較し、転がり抵抗および摩耗寿命性能の向上を達成している。

また、「ECOPIA NH100シリーズ」はクルマの特徴や使われ方を考慮し、セダン・クーペ、ミニバン、軽・コンパクトの車種毎に専用設計を実施することで、それぞれの車種で発生しやすい偏摩耗を抑制し、長期間使用できるようにしている。

このように「ECOPIA NH100シリーズ」は、最近の新型車に多く純正装着されている「EP150」シリーズと同等レベルの性能を備えており、ブリヂストンがキャンペーンを展開している、「タイヤを交換する時は純正装着タイヤと同等性能以上のタイヤに買い換えよう」という【ちゃんと買い】のコンセプトに沿った製品群と位置付けられる。